ビットコイン初心者でもわかる入門書籍・本のおすすめは??
どうも、Kenです。地に足をつけてます。
ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使っている暗号通貨ビットコイン。
2009年にサトシナカモトという謎の人物が論文で発表して以来、徐々に通貨としての存在感を強めていきました。
2017年の5月には1ビットコインあたり30万円を超える高値をつけていきました。
このブームの流れにのかって、ビットコインを買ってみたいのは山々ですが、
「ビットコインとかちょっとよくわからないから怖い」
という理由で尻込みしている方もいるのではないでしょうか??
そこで今日は、ビットコインの知識がゼロレベルの方でも安心して読破できるビットコインの入門用の書籍・本を紹介していきます。
よかったら参考にしてください。
初心者でも読破できる!ビットコインの入門書籍・本おすすめ13冊
早速、ビットコインの書籍を紹介していきますよ。
書籍1. 「デジタル・ゴールド」
仮想通貨ビットコインの誕生の歴史と、その周辺の人物のストーリーが小説風にまとめられている書籍。
この本を読むと、ビットコインができた経歴や、ビットコインを使った闇取引サイトの末路、ビットコイン取引所の破綻の経緯などの詳細を掴むことができ、読み終わる頃にはビットコインの未来を強く信じることができます。
ビットコイン発祥の地アメリカだけでなく、通貨の人気を押し上げた中国の取引所の話や、サトシナカモトと思われる人物のパパラッチ騒動など数多くのビットコインに関する話題を一気に網羅できてしまいます。
書籍2. 「1時間でわかるビットコイン入門」
ビットコイン取引所「ビットポイント」の代表取締役の方が書いているビットコインの入門書籍。
ビットコインの基礎を把握して、実際にビットコインを購入したり送金したり、ビットコインで買い物するための手引きが、1時間で読めるようにわかりやすくまとめられています。
ビットコイン取引所側のならではの視点で、
- ビットコイン取引所がどうやって顧客の資産を保管してるか?
- ビットコイン取引所ごとに相場が異なる
- ビットコインを支払いで受け取った人はその場で円で受けるか、ビットコインで受けるかを選択できる
などといった情報が役に立ちしました。
本3. 「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
何と言ってもまとめ方がシンプルで、特に、ビットコインの入手方法を、
- 購入する
- 採掘する
- 送金してもらう
- 決済してもらう
などわかりやすくカテゴライズして説明してくれています。
ビットコイン取引所の選び方、ビットコイン以外の暗号通貨の特徴など幅広く入門者向けに解説してくれているので、入門者必見の一冊。
本4. ビットコインは「金貨」になる
貨幣の歴史の概要から、ビットコインが誕生した経緯などをざっと振り返ることができる一冊。
ビットコインの仕組みというよりは、現在、ビットコインが応用されている現状や、ビットコイン関係の事件などをわかりやすく取り上げてくれています。
貨幣の歴史で何度も国や銀行や、戦争で勝った国が貨幣をなかったことにしてきた歴史は興味深いというより、現在の円やドルについて考え直すきっかけを読むだけで与えてくれます。
書籍5. 「一冊でまるわかり暗号通貨2016~2017」
ビットコインから派生した暗号通貨(アルトコイン)の解説を細かく、そしてわかりやすく解説してくれている暗号通貨の入門書籍。
内容は難しく、専門用語でわからないところもありましたが、2017年のビットコインやその他周辺のコインの最新情報を掴むことができます。
暗号通貨に興味があるけど、種類がありすぎてどれを購入したらいいのかわからない方にオススメの一冊。
書籍6. 「マネーと国家と僕らの未来」
ホリエモン、茂木健一郎、金杉肇の3人組「ハッカーズ」がビットコインと、その通貨が普及した時に国家にどういう影響を与えるのかとうことを対談形式で語っていきます。
これほどの著名人が筆を握っているわけですが、とにかくわかりやすい。
ビットコインの歴史だけでなく、貨幣と同じように中央集権的になっているサービスが徐々に権力が分散化していくことを語っています。
一番好きだったのが、個人のこだわりとお金の話について茂木健一郎とホリエモンがかなり激しくバトルするところですね笑
書籍7. 「仮想通貨革命—ビットコインは始まりにすぎない」
ブロックチェーン革命という書籍の著者である野口氏の本。
ブロックチェーンだけでなく、ブロックチェーン技術を用いた通貨周辺でどのような変化が起こりうるのかを解説してくれています。
この本は2014年に執筆されていますが、野口氏が予言した仮想通貨の未来が2017年現在ではことごとく実現化されています。
中でも、個人が上場できる時代が来ると予言しているのは、最近ローンチしたばかりのVALUを思わされます。
そのほかにもこの書籍で興味深かったのが、ウェブメディアの未来です。
現在、アドネットワークのディスプレイ広告がメディア運営者側の利益となっていますが、将来は評価の高い記事が仮想通貨経由で読まれるたびに少額の収益を得ることができるシステムが登場するとか。
一年後にもう一度読み直すと、実現化されているサービスがあるかもしれませんね。
書籍8. 「ビットコインはどのようにして動いているのか? 」
ビットコインの仕組みに踏み込んで解説していますが、数式が1つもでてこない。しかも、とんでもなくわかりやすいという神のような入門書です。
これまで多くのビットコイン書籍を読んできましたが、
- ビザンチ将軍問題って何?
- ハッシュ関数って何?
- 公開鍵、秘密鍵って?
- いや、そもそもブロックチェーンって何だよ?
というビットコインやそれを支えるブロックチェーン技術の基礎がクソしっくりきました。
ビットコインの概要をつかんだけど、いまいち仕組みなどについてはわからないという方におすすめの一冊。
書籍9. 「アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者」
巷にはビットコインを持ち上げる書籍ばかり売られていますが、この本は立場を一転。ビットコインに使われているブロックチェーン技術の未来性を認めるものの、ビットコインの将来性については懐疑的なのです。
その理由としては、
- ビットコインの1%が9割が所有
- 資産投資としてしか使われず、通貨としての機能を果たしてない
- ほとんど中国での取引
- 価格変動が激しく、資産として保有しておく方が決済に使うよりもお得
などなど、ビットコインがある層に独占されていることと、通貨としての機能を果たしていないことが問題点として挙げられていました。
著者曰く、
国家政府がブロックチェーン技術で独自の電子通貨を作ろうという動きが活発になっている
らしいです。日本を含む、カナダ、シンガポール、エストニア、米国、中国などなど、開発を急いでいて、今の主な話題はビットコインよりもどのようにブロックチェーン技術を自国の通貨に活かすかが議論されているようです。
後半の内容はかなり難しく理解できませんでしたが、ビットコインのこれまでと今後について考えられる一冊に仕上がってます。
書籍10. 「はじめてのビットコイン」
2014年のマウントゴックス事件後に書かれたビットコインについての書籍。まだその当時は、日本語に対応しているビットコイン取引所がメジャーではなかった時代の話が書いてあります。
ビットコインを金と比較しながら、その価値についてわかりやすく解説してくれます。
中でも参考になったのが、ビットコイン界隈のサービスの具体例です。たとえば、coinmapというビットコインが使える店舗を地図で探せるというサイトです。
スマホで探せば現在地を表示することもできるので面白い。執筆当時はまだビットコイン決済を導入しているお店が少なく、六本木のピンクカウというバーだけだったそう。
2017年となるとビットコイン導入店舗が増えているので使ってみようと思います。
ビットコインの基礎から具体的な応用例までこの一冊で十分。
書籍11. 「仮想通貨革命で働き方が変わる」
ビットコインは投資対象として現在のところ人気ですが、この本はその現状を超えた未来にどういう影響を与えるのかを論じています。
端的にいうと、
フリーランスという個人事業主が増えた時の収益の回収方法として用いられるケースが増えるだろう
と言っています。すでにその動きは欧米圏を発端として始まっており、マイクロペイメント決済サービスSatoshiPayなどが誕生しており、個人が収益をビットコインで受け取りやすいようになり始めているとか。
ビットコインの基礎をおさえた上でその先のビットコインが与えるうる影響などを知りたい方にオススメの一冊。
本12. 「ビットコイン完全ガイド」
超網羅的にビットコインをはじめとする仮想通貨の投資について図解で解説している本。これは本というより雑誌に近いですね。
ただ、内容はくそ本格的で、
- ビットコインとは?
- アルトコインのおすすめランキング
- ビットコインの購入方法
- ビットコインが使えるサービス
- ビットコインを無料でゲットする方法
- ビットコインのセミナーの実態
などなど、この一冊を読めばビットコイン界隈の基本情報を網羅できちゃいます。しかも雑誌スタイルなので図をふんだんに使いながら解説してくれるので初心者にも読みやすい。
書籍13. 「入門 ビットコインとブロックチェーン」
仮想通貨革命でおなじみの野口さんが読者からのビットコイン・ブロックチェーンに関する質問にQA形式で答えていくという一冊。
質問の範囲が広く、ビットコインだけでなく、裏でビットコインを支えているブロックチェーンという技術、そしてそのブロックチェーンがどのように世界に影響を与えていくかを語ってくれています。
何よりも参考になるのが、
働く人はいるけど経営者はいない
というDAOという組織のあり方。著者曰く、ビットコインがその第一人者にあたり、中央集権的に責任をとるトップがいないコミュニティがどのように進んでいくかがわかる最初の事例になると説いてます。この本を読んでビットコインを値上がりを期待する投機対象としてだけでなく、そのビットコインの成功が意味することに注目できるようになりました。
この本はQA形式で進んでいくのですが、質問と回答する人が優秀すぎて読み応えバッチリです笑 ビットコインだけでなく、ブロックチェーン技術が与えるうる影響もついでに勉強したい方におすすめですね。
さあ、ビットコインの本・書籍を読んでビットコインを買ってみよう!
以上が入門者向けのビットコインの本・書籍でした。
ビットコインに関する書籍を読むと、その未来を信じたくなり、ビットコインを購入する欲が出てくることでしょう。
ビットコインを購入するしないに関わらず、21世紀において、
ビットコインとは何か?
を大まかにでもいいので捉えておくべきでしょう。
ただ、やはりビットコインを知るには実際に購入してみるのが一番。ぼく自身、bitFlyerというビットコイン取引所でビットコインを購入してみてから焦って本を読み漁るようになりました。
まずは本を買うことも大事ですがビットコインを保持して当事者になるのも大事ですね。
それでは!
Ken
コメントを残す