インベスターZ (21巻)から学べることって??
どうも、Kenです。電球で、調整してます。
読むだけでお金の勉強ができるインベスターZ 。
ついに21巻で最終巻となり、ストーリーが幕を閉じることになりました。
今日はその、最終巻となったインベスターZ (21巻)を読んで学べることを5つに整理してまとめてみました。
その1. 「ノーリスク・ノーリターン」
日本企業の時価総額の総取りゲーム。
財前と、藤田の長男との戦いが19巻ぐらいから繰り広げられていましたが、いよいよクライマックスです。
依然として、長男がリードしていて財前がピンチに追い込まれていたのですが、
財前は投資の基本を忘れていませんでした。
それは、
ノーリスク・ノーリターン
です。
リスクをとらない限りは勝てない。
勝つためには負けるリスクを抱え込んで、それでも前を向いて走り続けなければならないのです。
財前は100兆円をオーバーしてしまうかもしれませんでしたが、攻めの姿勢を崩さず企業をポンポンと選択肢続けました。
財前があまりに攻めてくるので、長男はストップ。
財前も長男のストップを看取ってから最後の1つの企業を選んでストップし、勝負が終了しました。
そんな財前のノーリスク・ノーリターン戦略を前にして、藤田家の主人がこうつぶやきます。
やはりあの子は投資の申し子だ
と。

インベスターz 21巻より
その2. 未来の人材のためにお金を使う大切さ
無事に勝負が終了。
結果としては、ノーリターン・ノーリターン戦略をとった財前が僅差で長男を下します。
そんな2人はこの勝負の舞台を用意してくれた主人に感謝しますが、ここで主人は、甲子園の例を出して、
2人のためにお金を使うのは至極当たり前のことなのだ
と言います。

インベスターz 21巻より
甲子園球場はもともと、阪神タイガースのホーム球場のために建設されたのではなく、他でもない高校球児のためだったのです。
朝日新聞と阪神電鉄の社長が協力して建設したこの球場の最もえらいところは、
収容人数をケチらなかった
ということ。

インベスターz 21巻より
子供の球場だからといって収容人数をケチらず、未来を担う子供のためだからこそ、メガ級の球場を建てたのです。
未来を担う子供達のためにお金を投資することは大人として当然。
その3. 進路の決め方
インベスターz 21巻では、キャプテン神代の進路が話題になります。
結果として、神代はオックスフォード大学で原子物理学を専攻することを決めてました。
「なぜそのような進路を選んだのか?」
と尋ねると、神城は次のように言い放ちます。
「自国の課題を解決する。進路を決めるのにこれ以外に何があるというんだ」

インベスターz 21巻より
若い学生たちはよく進路がなかなか決まらずうなだれることがあると思いますが、そんな時は自分の日常で問題となっていることを探し、それを解決できるような進路を選択するべきなのですね。

インベスターz 21巻より
その4. 天才とは?
投資部は今年の運用成績を振り返りました。
なんと運用結果は、
36%の利回り。
歴代の投資部の成績と比較しても素晴らしく、TOP10にランクする勢い。
投資の天才である神代と財前の2人が在籍していたことが大きかったのかもしれません。
そんなこともあって、用務員のゼンさんと新キャプテン渡辺が「天才とは何か?」ということについて語り合います。
ゼンさん曰く、
自分の方法を見つけてそれを信じてやり続ける人
が天才だと言います。

インベスターz 21巻より
あるアイデアについて100人の人が思いついたとして、実際に行動するのはそのうちの1人。
そして、100人が行動したとしても、実際に続けられるのはそのまたうちの1人。
つまり、この時点で1万人に1人の天才になっているのです。

インベスターz 21巻より
その5. 結果がすべて
長男との勝負や、投資部に入部してからの1年を財前が改めて振り返ることに。
やはり、財前が感じていたのが、
結果がすべてだということ。
しかも、その結果はわずか僅差であることが多く、その僅差で人生は大きく変わるということです。

インベスターz 21巻より
道塾にトップ入学してなかったら投資部に入部できなかったし、
そしたら神代にも会えてないし、投資を勉強してないし、先祖にも会ってない。
トップ入学するために結果を出し、1点でも多くライバルよりも得点したことが、このような結果につながっているのだとしみじみ感じたのです。
さあ、最終巻のインベスターZ (21巻)を読んでみよう!
以上がインベスターZ (21巻)で学べることでした。
- ノーリスク・ノーリターン
- 未来の人材のためにお金を使う
- 進路の決め方
- 天才とは?
- 結果がすべて
インベスターZ としてはこれが最終巻。
21巻すべてを読み込む中でいろいろとお金について学ばせもらったのでちょっと寂しい気がします。
この最終巻にも引き続きビジネス、人生、マネーなどたくさんのことが学べるので気になる方は読んでみてくださいね。
それでは!
Ken
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