仮想通貨の確定申告ならfreeeを使うと便利
どうも、Kenです。砂糖を、加えてます。
2017年は仮想通貨の価値が上がりによって利益を上げた仮想通貨トレーダーの方が多かったでしょう。
また、保有した仮想通貨を支払いに利用して買い物をした方もいたかと思います。
そんな方々がこの2〜3月シリーズに気になるのが、
仮想通貨の確定申告
だと思います。
2017年の確定申告では、仮想通貨取引によって生じた利益は雑所得しとして計上する必要があるので素通りするわけにはいきません。
フリーランスとして活動している方は、毎年の確定申告の一環として行えばよろしいですが、サラリーマンの方は余計なタスクが増えるだけ。
確定申告をまだ一度もしたことない方もいるでしょうし、仮想通貨の確定申告でどのようにすればいいか戸惑っていることでしょう。
そんな仮想通貨の確定申告でおすすめしたいのが、
確定申告ソフトfreeeが提供している「会計freee for 仮想通貨」というサービスです。
こちらは簡単に言うと、
ビットコイン取引所から取引履歴のファイルとしてダウンロードし、
それをアップロードするだけで自動的に雑所得の損益を計算してくれるというものです。

会計freee for 仮想通貨に対応している取引所は、
- ビットフライヤー
- ビットバンク
の2社。
かつ、
損益計算できる項目として、
「売買利益」と「仮想通貨を用いて他のアルトコインを売買した場合」
のみに限られるのです。
確定申告が必要になる他のシチュエーションのたとえば、
- 仮想通貨を用いて支払いを行った場合
- マイニングで仮想通貨を得た場合
- ハードフォークによって新たに仮想通貨を得た場合
などについては会計freee for 仮想通貨は対応していない点に注意ください。
とはいえ、使ってみないことには便利かどうかわからないので、この会計freee for 仮想通貨を実際に使ってみました。
忘れぬうちにその利用方法をわかりやすくまとめておきます。
アップロードで簡単!会計freee for 仮想通貨の使い方
ぼくはビットコイン取引所のビットフライヤーを利用しているので、今日はビットフライヤーでの取引を元に会計freee for 仮想通貨を使う方法を解説していきますよ。
Step1. 取引履歴ファイルをダウンロード
まず取引所から取引所履歴のファイルをダウンロードします。
ビットフライヤーの場合、メニューから「お取引レポート」をクリックし、取引の一覧を表示させます。

取引一覧の上にある「 すべての取引」という項目をのタブをクリックし、
「旧形式でダウンロードする」という項目を選びます。


すると CSV 形式で取引の履歴の一覧がダウンロードされるので、こちらをデスクトップからどっかに保存しておきましょう。
Step2. CSV ファイルをアップロードする
先ほどダウンロードした CSV ファイルを会計freee for 仮想通貨にアップロードします。
利用している取引所の欄から「ファイルを選択」を選び、先ほどビットコイン取引所よりダウンロードしたCSVファイルを選択します。

アップロードが完了しましたら「取引履歴を読み込む」をクリックしてみましょう。

Step3. 雑所得の損益表計算
取引履歴の CSV ファイルを同時にアップロードすると、自動的に仮想通貨の売買によって生じた損害金計算してくれます。

ぼくはビットフライヤーの履歴をアップロードしたのですが、
0円の損益でしたね笑
ビットフライヤーでビットコイン、モナコインなどの仮想通貨を購入しただけで、売買して利確していないのでこのような計算結果になりました。
冒頭でも言いましたが、こちらの損益は、
「仮想通貨の売買」または「仮想通貨を用いて他のコインを購入した場合」
の2つに限られます。
その他の場合の雑所得の損益の計算は自分で計算していかなければならないように注意しましょう。
Step4. freeeで質問に答える
ここからは会計freeeでの操作になります。まだフリーを使ったことがない方はこちらから無料で会員登録してみましょう。
さて。
フリーのメニューから「確定申告書類の作成」を選びます。

こちらから「収支」という欄をクリックします。

ここでは給与金額を入力したり、源泉徴収額を入力したり、社会保険の控除額を記入したり、などを確定申告の金額を決めるために必要なデータを入力して行くことになります。
このうちの一つの質問に、
「仮想通貨の取引はしましたか」
という欄があります。

ここに先ほど会計freee for 仮想通貨で計算した雑所得を入力していきましょう。
入力項目としては、
- 取引所の名前
- 損益金額
- 必要経費
を記入して質問に答えます。

会計freee for 仮想通貨で雑所得が0円以下、以上だった場合、こちらの「損益金額」に会計freee for 仮想通貨から損益金額をコピーアンドペーストしましょう。

こちらで記入した金額を元に、確定申告書類の雑所得の損益が計算され、実際の確定申告書類に記入されることになります。
もし、他のビットコイン取引所での取引や、売買益以外の仮想通貨取引の動きも確定申告したいという方は根性で自分で確定申告していくしかありませんね笑
無料で使えるのでとりあえず会計freee for 仮想通貨を試してみよう
以上が会計freee for 仮想通貨の使い方でした。
- 取引履歴をダウンロード
- アップロード
- 損益を計算
- freeeにて確定申告書類を作成
の4ステップで誰でも簡単に仮想通貨取引による確定申告ができましたね。
メリットとしては、取引所からダウンロードした取引履歴の CSV ファイルをアップロードするだけで雑所得の損益計算ができるという点です。
確定申告の初心者にとって、売買益を自分で計算するのは至難の技ですからね。
しかしながら、会計freee for 仮想通貨はまだ駆け出しのサービスということもあり、
ビットバンク・ビットフライヤーの2つの取引所でしか対応していないのが痛い。。
さらに、損益計算は
- 仮想通貨の売買
- 仮想通貨で他のアルトコインを買った場合
のに二つの場合に限られるので全ての雑所得を計算できないのがデメリットです。
そのためしたがって、会計freee for 仮想通貨は、
bitFlyer・ ビットバンクのいずれか取引所を利用していて、
かつ、
売買利益を得た 仮想通貨トレーダーの方
におすすめのサービスです。
ぼく個人としてはただ長期的に仮想通貨を保有していただけなので(しかもコインチェックで笑)なので、会計freee for 仮想通貨で損益を計算しても0円でした。
ただ、bitFlyerのウォレット経由で仮想通貨で商品を少しばかり購入したことがあるので、
こ支払いに関する損益を自分で計算しなければいけませんね。
先日、会計freee for 仮想通貨の説明会にて仮想通貨の確定申告の方法を勉強してきたので、近いうちにわかりやすくまとめて勉強しながら確定申告をしていきたいと思います。
もし、会計freee for 仮想通貨に興味がある方はこちらから問い合わせフォームに記入し応募してみてください。先着4000名とのことですがまだ間に合うと思います。
確定申告に必要となる会計freeeもとりあえず無料で使えますので、bitFlyer・ビットバンクの取引所を使っていた方は試してみましょう。
それでは!
Ken
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